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あしたどこでくらそう

Life Explorer

「どこにでも住めるとしたら、どこに住んでみたいか?」——こう問いかけられたら、あなたはどんな空想を膨らませるでしょうか。

 

従来、住む場所を自由に選べる余地は、そこまで大きくありませんでした。「学生時代は家族と同居、会社に入ったら職場の近く、結婚して子どもができたら通勤可能な郊外で……」といった具合に、居住地は生まれた場所や家族との関係、職場などの条件によって、おおよそ限定されるものだったからです。

 

しかし昨今、そんな状況が少しずつ変化して、住む場所の自由が広がりつつあるように感じています。新型コロナウイルスの流行、それに伴う緊急事態宣言の影響などを受けて、さまざまな企業でリモートワーク導入の検討がされ始めました。

 

実施できる職種は限定的ではあるものの、今までは「出社しないとできない」と思われていた仕事の一部が場所の制約から解放されると共に、「会社の近くに住まければいけない」という当たり前が所々で見直されつつあります。

 

住む場所の自由が広がっていったら、これから私たちはどのように居住する土地と向き合うようになるのでしょうか。「住む場所」と「幸せ」は、私たちの心の中でどのように結びついていくのでしょうか——。

 

こうした問いと向き合うために、今回q&dでは特集「あしたどこでくらそう」を始めます。

 

私たちが心地よくくらすための場所はどうしたら探せるか、あるいは今住んでいる場所を居心地がよく、愛着が持てる土地にするにはどうすればよいか。ぜひ感想やメッセージについては、「#あしたどこでくらそう」をつけてつぶやいてみてください。皆さんとの対話を楽しみにしています。

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