QUESTION & DIALOG QUESTION & DIALOG

問いと対話を重ねて、いいくらしを紡ぐメディア『q&d』を創刊します

NEWS
q&d編集長 橘 匠実
q&d編集長
橘 匠実

奈良県出身。横浜国立大学卒業後、パナソニックへ入社。調達・宣伝業務に携わった後、2017年より同社の北米本社に駐在。2019年より現職。一児の父。TEDxKobe 2015-16 スピーチキュレーター。趣味は料理。

「私にとって、いいくらしとはなんだろう?」

 

未来を担う世代に向けてメッセージを考えているとき、ふとこの問いが浮かびました。

 

今の10代・20代の若者は、くらしについてどう考えているのだろうか。

自分がその年代だった頃は、何を考え、どうくらしていただろうか。

そもそも、今の自分はどれだけくらしについて考えているだろうか。

 

ふとした問いをきっかけに、対話してみたいこと、自分で考えを深めたいことが次々と生まれてきました。

価値観が多様化している現代では、万人に共通する「憧れのライフスタイル」を思い描くことは難しくなっています。また、便利さや快適さが充足しつつある一方で、それらと豊かさや幸福が必ずしも比例しないこともわかってきました。

 

くらしの転換点とも言える今、これからも豊かに暮らすためにはどうすべきか。そのためには、一人ひとりが「本当にいまのくらしは自分らしいといえるのか?」「数値で測ることのできない幸せをどう実現すればよいのだろうか?」と問いを立て、対話を重ねていくことが必要だと考えます。

とはいえ、「くらし」という言葉の射程は広範囲にわたり、また衣食住のような従来の分類にいつのまにか考えがしばられていることもあります。くらしについて考え直すために、まず視点を変えてみたらどうだろう、と考えました。

 

そのため、私たちはくらしを「自分の半径5メートルの世界で起きていることのすべて」だと捉え直し、「これからのくらしを考える11の視点」を作りました。

11の視点をもとに特集を企画し、私たち自身がさまざまな角度からくらしについて問いかけていきます。私たちも一人の人間として「ここまで考えたけど、みなさんはどう思いますか?」と等身大で語りかけ、対話を重ねながら共に考えていきたい。

 

また、この11の視点自体が「一緒にこういうことも考えてみませんか?」という私たちからの問いかけでもあります。これまでのくらしの捉え方とは異なる11の視点から、トレンドやキーワードについて考えることを重ねたら、きっと何かの変化が生じるはずです。私たちは、読者のみなさんが変化を起こそうと挑戦する際、できるだけ応援したいと思っています。

 

とはいえ、くらしは一朝一夕で変わりません。時間と共に価値観も変化していくものだと考えると、q&dの記事にも「今の自分には大事ではないけれど、5年後には大事になる」というものもあるはず。読者のみなさんのくらしに寄り添い、長く読まれる媒体を目指します。

 

長くお付き合いいただいている間に、媒体としても応援できることを増やし、理想のくらしを実現しようとする人の力になりたい。一人ひとりが心穏やかに自分達らしいくらしをすることが、豊かな社会をつくることにつながっていく。そう私たちは信じています。

 

ぜひ、私たちの問いに耳を傾け、また声を聴かせてください。

 

共に、良い未来を創っていきましょう。