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人それぞれ、だからこそ話そう。
「理想の家族ってなんだろう?」特集に寄せて

Better Relationships
q&d編集長 橘 匠実
q&d編集長
橘 匠実

奈良県出身。横浜国立大学卒業後、パナソニックへ入社。調達・宣伝業務に携わった後、2017年より同社の北米本社に駐在。2019年より現職。一児の父。TEDxKobe 2015-16 スピーチキュレーター。趣味は料理。

そういえば、理想の家族ってなんだろう?

子どもの頃に思い描いていた理想の家族のイメージは、好きだったアニメの影響を受けていたように記憶しています。お父さんとお母さんがいて、子どもが1人か2人いて、ペットを飼っていて、住んでいるのは一軒家。そんな家族像。

 

これがスタンダードな家族のイメージとして描かれるのは、現在でも大きくは変わっていないと思います。ですが、周囲のありようを見てみると、このような物語で描かれる家族像のような暮らしをしている人は、以前と比べて減ったように感じます。

 

家族の実態は多様化しています。いや、本当はもとから多様だったのかもしれません。そうしたことに気が付かないほど、多くの人にとって家族という存在は当たり前になっていて、改めて考えることがなかった対象なのではないでしょうか。

一方で、形の違いはあっても「家族」はほとんどの人にとって身近なテーマです。そして、自らの暮らしをつくっていく上で考えずにはいられないテーマでもあります。つい見過ごしてしまいやすい家族という存在に焦点を当て、自分にとっての理想を考えてみる。そんな時間を皆さんと過ごしたくて、最初の特集テーマに「家族」を選びました。

 

企画を検討していくなかで、想像していた以上に自分の価値観の殻がどんどん壊れていくような感覚がありました。ジェンダー、拡張家族、家族ロボットなど、さまざまな領域における専門家や、実践者たちの家族に対する考え方に触れるのは、新たな発見の連続でした。

 

「理想の家族ってなんだろう?」では、6本の記事を作成しました。その中では、一般的とされる家族の姿に対して、「それって本当に当たり前なんだっけ?」と問いかけるものや、少しエッジの効いた未来の話もあります。もしかしたら、受け入れられない人や意味が分からないという人もいるかもしれません。読んだときの感覚は大事に持ってもらい、いつか家族観や価値観が変化したときに、また読んでみてもらえたらと思います。

 

今回の特集を編集部のメンバーと一緒に作って感じたのは、家族観というものは個々が明確に分かれている、というよりはグラデーションだということ。どんな家族観を受容できるかは、その人が育ってきた環境や触れてきた文化などによって変わるように感じられました。誰にでも気付かないうちに醸成された家族観があり、そして、その家族観はよりいっそう多様になっているとも感じました。

今回の特集を読んで、「こんな家族だったらいいな」「これはちょっと無理だろうな」など、どこが皆さんの琴線に触れたのかをお聞きしたいと思っています。皆さんが「ちょっと良いかも」と感じたポイントはどこにあったかを、ぜひ教えてください。そして、皆さんにとって心地よい家族の姿が浮かんだら、ぜひ

 

#理想の家族について話そう

 

で、Twiterにてつぶやいてみてください。皆様からの声が聞けるのを、編集部一同楽しみにしています。

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